「今月、ほとんどガスを使ってないのに請求が来た」
「使用量0なのに、基本料金だけ引き落とされてる…」
プロパンガス(LPガス)だと、こういう“モヤっと請求”が起きやすく、一人暮らしだと特に不安になりますよね。
結論から言うと、プロパンガスは使用量がゼロでも「基本料金」が請求される契約が多く、基本料金だけの請求自体は珍しくありません。
ただし、明細の見方を知らないと「変な請求?」に見えたり、引っ越し後の閉栓漏れで払い続けていたり、設備料金が紛れていたりと、見直した方がいいケースもあります。

まず安心してOK:「基本料金だけ請求」はよくある
プロパンガス料金は、一般的に次のような考え方で計算されます。
- 基本料金:ガスを使っても使わなくても毎月かかる固定費(保安・設備維持など)
- 従量料金:使った分だけかかる料金(m³やkgに応じて)
- 設備料金:設備の利用・償却等に関する料金(契約や物件により有無)
そのため、使用量が0でも「基本料金」だけ請求されることがあります。
大事なのは、その基本料金が契約どおり妥当か、そして不要なら止める手続きができているかです。
チェック①:請求書(明細)で必ず見るべき3点
1)使用量は本当に「0」か(当月検針の数値)
「使ってないつもり」でも、給湯器の待機や、料理、シャワーなどで少量使っていることがあります。
明細に「当月使用量」「検針日」「前回指示数・今回指示数」があれば、差分を確認してください。
2)基本料金はいくらか(毎月固定か)
基本料金が毎月同じ金額なら、契約上の固定費の可能性が高いです。
ここが急に上がっている場合は、料金改定や契約変更、設備料金の混在なども疑えるので要注意です。
3)「設備料金」や「その他」が載っていないか
最近は、請求時に「基本料金・従量料金・設備料金」を分けて表示するルールが進んでいます。
もし「設備料金」「その他費用」などがあるなら、何の費用か説明を求めてOKです。
チェック②:よくある原因(基本料金だけ請求される理由)
原因1:契約が継続中(供給停止していない)
一番多いのがこれです。“使っていない”=“止めている”ではありません。
長期不在・節約で使わない月があっても、契約が続いていれば基本料金は発生しやすいです。
原因2:引っ越し後の「閉栓(解約)」漏れ
退去したのに、ガス会社への連絡が抜けていて契約が残っていた…というケースは実際にあります。
この場合は、閉栓日(解約日)の確定と、最終精算の確認が必要です。
原因3:賃貸で「設備費用」が上乗せされて見えにくい
賃貸物件のLPガスでは、設備の費用がどう扱われているかで見え方が変わります。
明細に設備料金がある場合は、遠慮なく内訳を確認しましょう。
原因4:保証金(預り金)や手数料が一時的に乗っている
契約時に保証金(預り金)が発生する場合があります。これは解約時に未払いがなければ返金される扱いが一般的です。
ただし、地域や契約で取り扱いが違うことがあるので、名目を確認しましょう。
対処①:今後使わないなら「一時停止」か「閉栓」を検討
もし、しばらくガスを使わないなら、基本料金を止めるにはガス会社へ連絡して供給を止める(閉栓・一時停止)必要があります。
一時停止が向く人
- 季節的に数か月だけ使わない(例:夏はシャワーのみで別手段がある等)
- 長期出張・長期帰省
閉栓(解約)が向く人
- 引っ越しで退去する
- もうその物件でガスを使う予定がない
連絡のときは、次を伝えるとスムーズです。
- 住所・部屋番号
- 契約者名
- お客様番号(検針票にあることが多い)
- 希望日(閉栓/一時停止)
対処②:納得できないときは「説明を求める」が正解
不安なときほど、いきなり怒るより、まずは淡々と確認が最短です。
電話・メールで聞くポイント(そのまま使える聞き方)
- 「今月、使用量0(または少量)なのに請求がありました。内訳を教えてください」
- 「基本料金に含まれる内容(保安・設備など)を教えてください」
- 「設備料金がある場合、何の設備の費用ですか?」
- 「今後使わないので、基本料金が発生しない手続き(閉栓/一時停止)をしたいです」
支払いが厳しい・間に合わない場合は、先に相談しておくとトラブルになりにくいです。
対処③:安くしたいなら「料金の見直し・相談」もあり
プロパンガスは会社ごとに料金が違うことがあり、同じ使用量でも請求が変わることがあります。
もし「基本料金も従量単価も高い気がする」なら、
- 料金表・計算方法を提示してもらう
- 値下げ相談(契約年数や他社相場を踏まえて)
- 賃貸なら管理会社にも状況共有(物件指定の可能性があるため)
といった順で動くと安心です。
安全注意:ガス臭い・体調不良があるなら料金より先に安全確認
「使ってないはずなのに、ガス臭い気がする」などがある場合は、料金の確認より先に安全優先です。
よくある質問
Q. 使っていない月の基本料金は払わないとダメ?
A. 契約が継続している限り、基本料金が発生する契約が多いです。止めたい場合は閉栓・一時停止の手続きが必要になります。
Q. 引っ越したのに請求が来ました
A. 閉栓(解約)の連絡漏れがないか確認してください。閉栓日が確定していないと、基本料金が続いてしまうことがあります。
Q. 明細に「設備料金」があります。これって何?
A. 物件や契約によって、設備費用が別枠で計上される場合があります。納得できないときは、設備の内訳と契約上の根拠を確認しましょう。
まとめ
- プロパンガスは使用量ゼロでも基本料金が請求されることが多い
- まずは請求書で使用量・基本料金・設備料金の有無を確認
- 今後使わないなら一時停止/閉栓で基本料金を止められる mentioning
- 納得できないときは、内訳の説明を求めればOK(遠慮不要)
参考リンク(外部)
- 経済産業省:LPガス料金の表示ルール(三部料金制の徹底) :https://www.meti.go.jp/press/2025/04/20250402001/20250402001.html
- 国民生活センター:LPガスの料金形式が分かりづらい(消費者トラブル解説)
:https://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2018_19.html

